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奇忌怪会blog

東北芸術工科大学のホラー研究サークル(非公式)の「奇忌怪会」のブログです。 こちらではメンバーの雑記。ホラーゲームレビュー。取材のレビュー。などを更新していきます

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リインカネーションが無いというなら

カーネイションを神様に指定するべきよ。

こんにちは初めまして。
きっと何者でもない平部員の村上です。
広報部長からは「普段通りに書いてくれればいいよ」と言われたので
普段通りの文章を書きましょう。長いぞ。

恐怖!

私が恐怖という言葉を語るにあたって、この場を借りて
幾つか自分語りをしなければなりません。
村上の人生、と言いましてもまだ半世紀も生きていないヒヨッコの人生ですが。
ともかく私の生きてきた19…もう少しで20年になるこの人生は逃げの人生でありました。
面倒事、厄介ごと、そういったモノからひたすら逃げて今に至ります。
私のそれは逃亡者の恐怖です。
このまま逃げ回っていてはいずれ逃げ切れなくなるのは火を見るよりも明らか。
隠しようのない事実でございます。
逃げに逃げて大学まで逃げ切ったと思いきや追手は先回りしてそこにいます。
恐ろしいのです。不安で仕様が無いのです。

貴方はこう思いました。「こいつ頭おかしい」と。

私は正常です。

……話を続けましょう。
生きていく事は死へと歩む事であり、
私の人生における最終目標はやすらかに死ぬことです。
死は、私に残された最も確実で残酷な恐怖からの解放だと私は考えています。
ありきたりで陳腐な表現ですが、私は人間が怖いのです。
優しい人が恐ろしい。私に優しく接する人間は皆、
自分が人として如何に矮小で醜悪な人間であるかを見抜いている様な目をします。
村上という人間は
毒虫の産み落とした卵の如く小さな真実を有る事無い事で塗り固めた存在です。
それを見抜いた上でなお慈悲の光を浴びせてくる。それが恐ろしいのです。
自分でも何を言っているのか分からなくなってきました私は正常です。

全然関係ないですが、この文章を書いている午後2時現在の天気は晴天です。

まぁ私の恐怖談義は一度話し始めるとウロボロス級のループが発生するので
この位にして、私がなして斯様なサークルに身を置くことになったのかを
私がここで行っていく活動を交えて話していこうじゃありませんか。
上の文章で、読んでいる貴方が少しでも不気味に思ったり嫌悪感を覚えたら
私の仕事は一つ成功です。

あ、外の天気見てたら外出したくなってきた。

語ります。
えー、ホラーだとかオカルトだとか、そういう単語から連想できるのは、
幽霊だとか、心霊スポットだとかまあそういった類の物でございます。
サークルのメンバーはそれは多岐に渡る恐怖の概念をお持ちのようで実に興味深い。
で、私は何をする人なのかというと、ズバリ『ゲームを作る人』なのでございます。
他の皆さんが同人活動などでせっせと温泉へ行く資金をためている中で
私は一銭にもならないフリーゲームを作る訳ですね。
ですが、たかが無料されど無料。タダで配信されているコンテンツの中には
商業モノ以上に我々の恐怖心を逆撫でする名作が多々あります。
それらと肩を並べるというと若干おこがましい気も致しますが、
私もゲームという創作物を通して皆さんに恐怖を発信していきたいと思っている所存です。
奇忌怪会の表の活動…
取材や同人活動が比較的万人受けしてしてある程度の収入に繋がるホラーだとしたら、
私がやろうとしているのはそういった「ウケ」を度外視したホラーと言えるでしょう。
もちろん、私以外のメンバーも制作にかかわっております。
奇忌怪会が織り成す、不安と恐怖を詰め込んだゲーム。ご期待ください、それなりに。

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え、一般的に幽霊やゾンビに対する恐怖は無いのかって?

幽霊はともかく死体が動くわけねぇだろ、
ファンタジーやメルヘンじゃないんだからさあ。

私にとってそういった現実味のない話は全て我が妄想の糧になってしまうのです。
本物に遭遇した時に自分がどういった反応をするかは分かりませんが、
見た事の無い者に対する恐怖は今のところありませんねぇ。

むしろ見てみたい!という感情の方が強いです。
ま、見たら怖いでしょうけど。

実はですね、夢を見たんです。人が次々と死んでいき
その死体が再び動き出して生者を喰らう夢です。
襲われた生者はもれなく死亡し、動く屍となって再び生者を襲い始めます。
夢の中の私は、横たわった無数の死体の真ん中にいました。
死体の中には、単眼のもの、複眼のもの、体の一部が異様なサイズになっているもの…と、
異形の屍も混ざっていました。
私はそれを見て、恐ろしくも美しいと感じたのです。
その内の一体が起き上がり、私の方を向いたとき、私は

命乞いをしました。

ああ、ひとり残った生者の何と醜い姿でしょう。
これが、これが恐怖なのでしょう。

ゆめは、その私とその屍が意思の疎通を図ろうとした所で終了します。
私はどうなって仕舞うのでしょうね。

今度こそ本当に終わりです。おつかれさまでした。



ムラカミ
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