今晩は、平の土門と申します。
初の記事執筆ながら、今回の遠征取材をまとめる大役を任され
周章狼狽を極めておりますが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。
さて、今回は
山形県上山市にある
県内最恐心霊スポットと言われる
滝不動、そしてその先にある
山本隧道(山本トンネル)に行ってまいりました。
日のあるうちに二か所を下見したのち、
完全に日が落ちてから本番の滝不動取材へ…という計画でした。
芸工大近くからかみのやま温泉駅までは自転車で移動(ほぼ直線で距離もそう遠くないものの、上り坂が多く中々骨が折れました…)。
駅からは、ひとまず徒歩で県道104号線沿いに
滝不動へ向かいます。山に入った途端、電灯・ガードレールが皆無の、アスファルトが惨憺な山道へと様変わりしたのが印象的でした。
今の春の時期はまだ日が差し込むものの、夏になると草木が鬱蒼と茂って薄暗くなるんだろうなぁ…と考えるとワクワクします。
滝不動全体はだいたいこんな感じ…
<>内→撮影者
▲滝不動入り口
▲階段を下りた突き当りにあるお地蔵様にお参り 御邪魔します<村上>
▲基礎の跡(最近まで
社務所があったようです
参照① 参照②)/赤い橋から社と滝を臨む
▲赤い橋から小川を見下ろす とても綺麗な沢です/滝と不動明王像2体 滝壺には奉納された刀(剣?)があります
昼の取材を終え、滝不動を後にし足を進めると、小川にかかる細い橋と、向こう岸に山道を発見したのでちょっと寄り道することに。
→
▲謎の山道<飽き>
おわかりいただけただろうか……
ここで行き止まりだとでも 訴えているのだろうか………
カワイイ遭遇に癒されつつ、104号線に戻ってヘトヘト歩く事1時間…
山本トンネルに到着しました。
✡山本トンネルのウワサ
・女の子の霊がバックミラーに写った
・真っ暗な状態でクラクションを2回鳴らすと、上から何かが落ちてくる
・白い車で行くと、車体に手形が付く
・人によっては滝不動よりもずっと怖いという話も……
▲上山市側/反対側(左右で、出口までの距離が違って見える気が…?)
▲中の様子<村上>
内部は暗く、例によって照明が一切ありません。
中間は岩肌剥きだしの、さながら洞窟のような凸凹した壁が続いていました。
反対側は、真っ赤なスミレモが壁面をビッシリ埋め尽くしていました。上山側と一転したダークな雰囲気に驚きます…。ここで一旦引き返し、市街地で夕食と温泉で体力を回復してから、真打ち
夜の滝不動へ。
✡滝不動のウワサ
・不動明王像の剣に軽い気持ちで触る・抜く等をすると神罰が下る
・滝不動に行った人は不幸な目に遭う
・滝不動一帯は昔処刑場だった
・お地蔵様の首は昔は無かった
・あの宜保愛子が近づくのをかたく拒んだ
▲鳥居の向こうは真っ暗<村上>
▲癒し<村上>
▲フラッシュでうっすら見える不動明王像にドキドキします<飽き>
▲社に日本酒をお供えしてひとまず終わり 御邪魔しました!<村上>
夜の滝不動は照明が無い分、ライトで照らしている周囲数メートル以外は
すっぽりと完全に暗闇に包まれていて、まるで現世から切り離された『異界』にいるような心境になりました。
昼に吹いていた風も夜にはピタと止んでおり、聴こえるのは滝の水音と足音だけ…。
一人では
絶対に来たくないなと思いました。
一通りお参りと撮影・散策を終え、今回の取材は終了しました。
(
夜の山本トンネルは、体力と時間的に断念…またの機会に!)☆後記:
滝不動-山本トンネルは綺麗な沢と唐松林が広がっている、ウォーキングのルートとしても心霊スポットとしても気持ちいい所でした。
県内最恐の心霊スポットとは言われていますが、
ふざけた気持ちで行かなければ決して恐ろしい事はない、自然を見て歩き満喫できる綺麗なスポットです。
上山市の温泉の後に涼みがてら、滝不動や山本トンネルまで散策してみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで頂きありがとうございます。
以上、山辺町取材/滝不動・山本隧道編レポートでした。
次回の取材レポートもお楽しみに!
☆今回行ったお店
月岡ホテル:温泉:http://tsukioka.co.jp/
龍園:夕食・ラーメン:
http://www.yway.jp/shop/3466/ ウマー
☆おまけ:山本隧道の「隧道」という言葉があまり聞き慣れなかったので、意味を調べてみた所…、
1 《「ずいどう」とも》トンネル。
2 棺を埋めるために、地中を掘り下げて墓穴へ通じる道。はかみち。(goo辞書から引用)
…ドキッとする意味ですね…。
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